2023年2月26日(日)にYouTubeライブ配信にて、全国250名の方に事前申込いただき、病気を抱える子ども支援・多職種連携オンラインフォーラム「誰もが助けてと言える社会に」~できることから支援に取り組もう~を開催しました。
病気を抱える子どもたちの支援には医療と教育・行政との情報共有や連携が欠かせません。今回のフォーラムでは医療・教育・NPOの立場からそれぞれの現場での取り組みや事例紹介、そして3者でのトークセッションを通して、いま必要とされている支援を視聴者の皆さんと一緒に考える貴重な時間となりました。
開催日時:2023年2月26日(日) 13:00~16:00
(テスト配信は12時50分からとなります。)
会 場:オンライン開催YouTubeライブ配信(事前に参加申込が必要)
参加費:参加無料 ※ネット接続できるパソコン・タブレットをご準備下さい。
主 催:認定特定非営利活動法人ポケットサポート
後 援:岡山県、岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、倉敷市教育委員会、
公益社団法人岡山県看護協会、一般社団法人岡山県薬剤師会
助 成:田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム
参加者アンケートに寄せられた感想
- 小児がんの子供達のピアサポートをする中で、就学、学校との連携(特に高校)悩みはつきものです。 相談窓口のハードルをいかに低くしていくか。体制を作っていくか。 悩んでもしょうがないので、勇気を持って色々な各部署と丁寧な連携を取ってパイプを作らなければと感じました。 とても勉強になりました。次回も楽しみにしております。ありがとうございました。
- それぞれの立場からのご意見は、とても参考になり勉強になりました。 中学校の先生に病気を理解してもらおうと、2年間で4回資料を渡しました。(現在中2) 病気や薬の副作用で倦怠感が強く出ても、やる気がないと誤解されてしまいます。 高校受験は内申点でほぼ決まってしまいますが、子どもが努力しても無駄だと言うようになってしまい私も落ち込んでました。まだまだ病気への理解の壁は高く感じますが、親はできるサポートをしていく、これしかないと改めて思いました。
- 演者の皆さまのお話しが、とてもわかりやすかったです。 私自身の相談先の一つとして、ポケットサポートにつながれたことも大きな収穫でした。
- 慢性疾患のお子さんの就学等の相談を受ける機会があり、教育機関等と情報共有していく重要性を感じています。参考になるお話を聞くことでき考えが整理できたり今後の励みになったりしています。身近にポケットサポートさんのようなところがあればいいなあと思います。ありがとうございました。
- 医療、教育、ポケットサポート三好代表のお話とたくさんのヒントをいただきました。 末廣先生の紹介があった、西村先生の「合理的配慮とICFの活用」の本、さっそく注文できました。ICFの活用事例についえ勉強します。 休憩時間も、楽しめました。時間通りの研修運営に感動でした。 ポケットサポートのホームページ閲覧します 今日は本当にありがとうございます。
- コロナ禍で同じような境遇の仲間やサポートしてくださる方々と対面で会う事が叶わない日々が続いています。 コロナ禍でも子供は成長し、必要なサポートは変化してきていますがなかなか出会えず残念です。 病気の子供達同士でも対面でのコミュニケーションが取れる場が早く復活してくれる事を願います。
- 病気や発達障害などの有無にかかわらず、児童や生徒が 安心して教育や学校生活を受けられるよう、本人を中心に周囲の大人が連携する体制を整えていくことの重要性を再認識する機会になりました。ありがとうございました。 三好さん、奥田さん、細心の注意を払いながらの準備から実行まで、大変お疲れ様でした。
- 最後のトークセッションでも取り上げられていましたが、最初に相談をする時の勇気はとてつもなく大変だと感じます。誰に相談するか、その人がどういう反応をするか、できれば、その時にうまく繋いでいける窓口があればと願います。または、担当の方の傾聴する姿勢が問われると思いました。私も父が要介護になり、入院先から在宅介護になる時に、様々な介護サービスがあることを知らず、どこに相談すればよいのか分からず、手当たり次第、メールしたり、友達に聞いたり、役場の窓口に行ったりして心身共に疲弊しました。私の場合は、在宅訪問のドクターがすぐにメールに返信してくださり、どういう手順で手続きをすれば良いかなどを教えてくれて、神様に救われた思いがしました。その時の気持ちが分かるので、親御さんの気持ちも痛いほど分かります。今後、すべての子どもたちが精一杯、好きなことを楽しめるような医療、教育、行政、地域などの連携を作っていきましょう。