28年度新規事業

通院中の子どもへの学習支援「ポケットスペース」
岡大病院外来通院中の子どもたちへの学習支援プレ運用が始まりました。子どもたちから「わかりやすく教えてくれた、ゲームも一緒にできて楽しい」保護者の方から「一緒に入院していた友達に会えるのが良い」などご感想をいただきました。子どもたちと明るく楽しく時には悩みを打ち明ける子どもに真剣に傾聴するボランティアの姿も見られて、大学生たちの成長にもつながっています。

 

ICT(Information and Communication Technology)を活用した双方向Web学習支援
ベネッセ子ども基金からの助成を受け、自宅療養している子どもたちとパソコンを使ってリアルタイムにコミュニケーションをとることができるようになります。

試用運転でのご感想
「画面見て先生が映ったー!って感動した。プリントに文字が打ち込めるのが良かった。わからないところを画面を見ながら『ここ教えて』って言えてわかりやすい。これを使ってもっと勉強に励みたいと思います。」

お母様のご感想
「これからが楽しみ、みんなが使えるようになるといいなと思います。」

代表から新年度のご挨拶

花粉症の方も多いこの季節、それにも罹らず良い春を過ごしています。(個人的な春の訪れは遠そうですが・・)皆様いかがおすごしでしょうか?ポケサポはNPO初めての春を迎えました。スタッフや学生ボランティアなどの沢山の力を得て、今までの学習支援活動を充実させ、継続しながら、更にパワーアップしていきます!今年の春も交流イベント、夏には尊敬する副島先生の講演会、恒例の夏祭りと企画も盛りだくさん!今年度も頑張って生きましょう!

ポケサポ×だっぴ

3月27日にNPO法人だっぴ(地球課題を解決できる主体的な人が増えることを目的に、様々な生き方に出会いつながる場を作っている団体)とのコラボイベントが行われました。病気を経験して今は社会人でがんばっているゲストの方々や大学生とお話した内容は、長期入院を経験した子どもたちに多くの夢や感動を与えたようです。

長期入院を経験した子どもたちの感想
・グループの方々がとても親しく話しかけてくださって嬉しかった。いろんな考え方があるんだなぁと考えることができた。
・みんなの意見が聞けたり、自分の意見も言ったりして、とても楽しかった。
・楽しみながら会話できてよかった。学んだことも様々あった。

ゲスト社会人の感想
・お話しできた皆さんの世界(生きてきて得た感覚や考え方、捉え方など)知ることができて、自分にとって得るものが大きかった。世代は違っても、みんな仲間、楽しかったです。
・みんなの素直な想い、言葉、しぐさ、一つ一つに感動しました。

大学生スタッフ
・人と話すと気持ちが楽になったり、やる気が出ると気付けた。人と話すことの大切さが分かって良かったです。
・皆さんの夢や想いを聞けて成長できた。自分の話を聞いてもらえて自信になった。

ポケサポ×だっぴ「心に残った言葉」
・みんな悩み、不安を持ってる!
・このままでもいい!
・明日死ぬと思って生きなさい永遠に生きると思って学びなさい
・自分を好きでいれる大人になりたい
・冬は土の中で強く太く根をはりそれはやがて大きな花を咲かせる

代表からのメッセージ

12月13日にNPO法人設立記念祝賀会を行いました。会では幼少期から見守ってきてくれている方々をはじめ、当時の院内学級の担任の先生や、現在NPOで関わってくださる方々、多数の方からのお祝いの言葉を頂きました。ただ一人の病気の子どもだった自分が、想いを掲げ続け、賛同してくれる人がこんなにもいてくれて、協力してくれることを感謝する会になりました。病気の子どもたちの未来と笑顔のため、これからもポケットサポートはますます頑張っていきます。

2015年冬イベント クリスマス会

12月20日に、3年目となったポケサポクリスマス会が岡山南ふれあいセンターで開催されました。調理実習ではジャーマンピラフとブッシュドノエル作り、交流会ではサンタも登場し、音楽イベントが行われ、会場は子どもたちの笑い声に包まれました。

子どもの感想
・来てよかったです!
・料理が楽しかったーー!!!
・ケーキなどを作るのが本格的だったから、楽しかったです。
・サンタに会えてうれしかった。
・サンタさんとツーショットを撮れてよかった。
・広かったので、車いすでの出入りがしやすかった。

保護者の感想
・サンタさんにプレゼントをもらったり、料理がおいしかったこと、歌を歌ったこと、手伝ってくれたこと、全部良かったです。
・ケーキを卵を割るところからスタート!本当に楽しかったです。親も♡
・とても楽しい時間が過ごせました。会場も広くて良かったです。

スタッフより一言-松本圭子-
調理実習も音楽イベントも、親子や友だちと協力してそれぞれに楽しんでくれていたのがよかったです。紙コップを使ったカップスも、みんなリズム感が良くて感心しました♪サンタさん登場で子どもたちの笑顔がキラキラ輝いて、うれしいこと、大変なこと、いろいろあった1年を振り返りながらみんなで過ごせたことを幸せに思いました。

NPO法人設立にあたって

5歳でネフローゼ症候群を発症。小学生の頃に当時入院経験をした子どもの保護者や大学病院の方が作ってくれた院内学級。僕の小さいころの生活の中心は小児病棟と院内学級でした。中学2年生までの長期入院を経て、夢だった高校生へ。何の因果か入院時代からお世話になっている岡山大学の学生になり、スタッフの一言から院内学級でボランティアを始めようと決意。行ってみたら、「ボランティア‥よくわからないんで今はいいです。」と、まさかのお断りの一言!そのときに応対してくれたのが、ポケサポの理事である松本圭子先生でした(笑)それから13年間(松本先生とは11年間タッグを組み)、大学病院の小児病棟そして院内学級に関わり続けてきました。そこではたくさんの出会いと別れ、様々な経験をしました。大学院で病弱教育を研究し、過酷な環境だったのだと再確認しました。ずっと今も抱き続けている「院内学級の先生になりたい」という思い。しかし、それには就けないという現実。そこで選んだ道が、病気の子どもを支援するNPO法人を作るに至ったのが3年程前でした。10年以上訴え続けてきた思いは、NPO法人設立を掲げた頃から、たくさんの共感と仲間が集まり、今日の設立にいたりました。病気の僕に、いろんな可能性を信じて、自立に向けて、いつも信じて背中を押してくれた家族。心の支えになってくれる、友人やポケットサポートのスタッフ。僕の身体のことを考えてくれている、医療スタッフの方々。活動を通じて出会った、子どもたち。そのご家族の方々。そして、本当に多くのポケットサポートに思いを寄せてくださる、関係者の方々全てに感謝申し上げます。