病棟学習支援活動でのお詫びと再発防止について

平成29年3月にポケットサポートの病棟支援活動内で起こりましたインシデントに対して、以下の対応策を講じました。
今後このような事は起こらないように徹底してまいります。


 

報道メディアが患者に単独で直接連絡を取り病棟ランチルームへ入ったこと

各病院の広報活動規定に則り、取材をお願いする場合は病院規定により申し込みを行います。

例:岡山大学病院「取材の申し込み」http://www.hsc.okayama-u.ac.jp/hos/menu02/shuzai.html

また当団体でも「報道メディアによる対応マニュアル」作成し、再発防止に努めます。

 

健康管理センターを通っていない大学生ボランティアに、4種抗体価チェックの漏れがあったこと

4種抗体価チェックに関しては外部の先生(医師)にもお願いをして、重々に判定チェックを行い、漏れがないようにいたします。

 

病室での支援活動の際に声が大きく、同室の患者さんや医療者への配慮に欠けていたこと

病棟内支援を行う者については別途、外部有識者による病棟内支援のための講習会を実施致します。

講習会では「支援活動が医療行為の妨げにならないよう配慮すること」や「同室に入院をしている患者さんへの配慮も必要」等、病棟及び病室内での支援活動に細心の注意を払えるよう指導し、徹底して再発防止に努めます。

 

病棟内で双方向WEB学習支援を行う際の配慮に不足があったこと

病棟外と病棟内をつなぎ支援活動を行う際には、当団体作成の活動ガイドラインより主治医や病棟医長および看護師長など医療者のチェックを終えた後、患者さん自身やその周辺の情報の漏洩がないよう、周囲の状況を整えた上で実施いたします。

支援が確定した場合には、患者さんの体調に配慮し、直前に医療者の確認の受けた上で支援の実施を行います。また、すべてのスタッフ・ボランティアに対し「守秘義務および個人情報保護」の徹底をいたします。

 

平成29年12月3日

特定非営利活動法人ポケットサポート