病気を理由に夢を諦めないでほしい

ポケットサポートは病気を抱える子どもの学習・復学支援を行う認定NPO法人です。

認定NPO法人ポケットサポートロゴマーク

病気を抱える子どもたちが教えてくれた大切なこと

病気を抱える子どもたち
病気を抱える子どもたち

元気と笑顔を届けるお手伝いをしたい

僕は生まれつきの心臓病で小さい頃から入退院や手術を繰り返してきました。中1の冬に手術をした後、感染症になってしまい、ベッド上の生活が長くなり歩けなくなって車椅子生活になってしまいました。三好さんと出会ったのは、入院中に通っていた院内学級でした。

僕は長い間、集中治療室にいたためICUシンドロームになり、病状も悪い上に精神的にもまいっていました。そんな時、三好さんが何度も会いに来てくれました。三好さんの存在は僕にとって癒しでした。

僕は車椅子の生活になってしまいましたが、沢山の人達からの支えや励ましを貰って退院する事が出来ました。今度は僕も三好さんの様に、病気で闘っている子ども達に元気と笑顔を届けるお手伝いができれば良いなと思っています。

自信をもって病気と向き合う

私は小学6年生で病気になり、小学校卒業、中学校入学を院内学級で過ごしました。三好君には、退院してからも家庭教師をしてもらい、高校受験や専門学校受験の時に、勉強はもちろんのこと面接指導などご指導いただきました。三好くんに知り合えて良かったです。治療は辛かったけど、院内学級でいろんな人と知り合えて、卓球やトランプなどもできて、楽しく過ごせました。中学1年生のときに退院できたことで、頑張れる自信も持てました。私は、専門学校2年生でこれから就活だけど、自分に自信を持って病気と真正面から向き合って行こうと思います。

(専門学校2年生 Y君)

病気を抱える子どもが勉強や交流できる環境づくり


ポケットサポートの学習サポートや交流イベントに参加した子どもたちからは、たくさんの笑顔と、未来への希望を感じられる言葉を伝えてくれます。

「今日はポケサポの日だから、痛いけど注射がんばってくる」

「学校みたいな感じで楽しい場所・大切な場所」

「いろんなカードゲームで、みんなと遊べて楽しい」

院内学級は俺のパワースポットだ!

息子は中2という色々難しい年頃に病気がわかり、手術後長期入院治療することになりました。最初院内学級にもあまり行く気がなく、治療の不安や辛さをテレビやゲームなどでまぎらわせる毎日でした。ある日、隣のベッドで院内学級にお手伝いに来られている三好さんがやって来て勉強したり、雑談したりと楽しそうな声が聞こえてきて、その会話に少し加わらせてもらったことがきっかけで院内学級にも行くようになり、少々体調が悪くても行けば少し元気になるくらい大切な所になりました。

退院後、三好さんのフォローもあり無事高校に進学することができました。再入院したときはもう高1だったので院内学級に通うことはできませんでしたが、休み時間の間におじゃまさせてもらうのを楽しみにしていて「院内学級は俺のパワースポットだ」と言うほど大切な所になっていました。今でも感謝の気持ちで一杯です。

(保護者)

入院中でも当たり前の中学生になれる

院内学級は、病院の中にあります。病室や治療室などがすぐ近くにありますが、一歩教室の中に入ると、そこは中学校です。定期テストや自己診断テストもあるし、3年生になると当然、進路学習や受験に向けての準備があります。学期末には、大掃除。もちろん、始業式や終業式も行われます。

…今日は勉強するのが面倒くさいな…しんどいから行きたくないな…あの作りかけの作品、早く仕上げたいな…ちょっと勉強がんばったから、テスト早く返ってこないかな……なんて思いながら、登校するところです。

入院中ではありますが、ここではごく当たり前の中学生でいてほしいです。そして、この学級で過ごしたことは、自分次第で、人生のアドバンテージにすることもできると思っています。そのための応援を、これからもみんなで続けていきます。

(元院内学級担任)

病気を抱える子どもたちに未来への希望を届けたい

突然、病気になって入院することになった子どもたち。
きょうだいや、友達とも離れてしまい、孤独を感じています。

そんな子どもたちに、同じような長期療養を経験したポケットサポートのスタッフが、そっと寄り添いながら勉強したり遊んだりすることで、子どもたちは笑顔になります。

子どもたちひとり一人が見せてくれる素晴らしい笑顔を、あなたも寄付で応援して下さい。

あなたのご寄付で子どもたちを「笑顔」にしてください

病気やケガにより長期間、学校に行けていない子どもたちは全国に5万人。
岡山県だけでも約1,100人の小学生・中学生・高校生がいます。

一人でも多くの子どもたちが未来への希望を感じて笑顔になってほしい。
そのために必要なのは、活動資金です。

これまでの活動のなかで私たちが確信したのは、あらゆる子ども・若者は学ぶことで無限の可能性を持つということ。

「医療は命を救い、教育は心を救うことができること」です。

もし「こんな大人になりたい!」と憧れるきっかけや、その希望を叶えるため努力し続けられる機会さえあれば、どんな困難があっても夢に向かって挑戦することができます。

小児がんや心臓病という困難を乗り越えて、進学や就職、この社会を生き抜いていける力を、子どもたちは身につけていきます。

あなたの寄付で、子ども達が未来を切り開くチャンスを与えてください。

団体設立より8年間、病気を抱える子どもの学習支援に取り組む

ポケットサポートが目指すのは、「病気を抱える子どもが、将来に希望を持ち、自分らしく暮らせる社会」。その実現のために①環境をつくる、②生きる力を育む、③人や気持ちをつなぐ、というミッションを掲げて活動しています。

名 称認定NPO法人ポケットサポート
事務局岡山県岡山市北区奥田本町22-2
TEL:086-289-8528
FAX:020-4664-2175
設 立2011年7月(2015年11月に法人格取得)
役 員代表理事:三好祐也
理事:山口そのえ、松本圭子
監事:池田千明
外部評価2018年4月:岡山県岡山市より「認定NPO法人格」取得
2019年3月:JCNEより岡山県初となる「グッドガバナンス認証マーク」取得
ポケットサポート代表理事の三好祐也

認定NPO法人
ポケットサポート
代表理事
三好 祐也

小児がんや心臓病などの重い病気を抱える子どもたちは、学校へ行けない時期があったり、友達と同じような体験ができないという課題があります。私自身も小さい頃から同様の経験をしてきました。そのときに感じたことは「支えてくれる人、自信を持てる環境があることが大切」ということ。

「自分一人がなんでこんな思いをしなければならないんだ」という孤独感や、「友達から置いていかれてるんじゃないだろうか」といった孤立感。

そんなとき、自分を理解してくれる人や支えてくれる仲間、自信を持てるように支援してくれる人の存在が「ひとりじゃないんだ」という思いにさせてくれました。

「自分でもできる」といった小さな自信は次への一歩を踏み出す原動力や、生きる力につながります。私たち大人の役目は、子どもたちの不安や悲しみを「生きる力」へと変える環境を作ってあげることです。

行政との協働実績

岡山県備前県民局協働事業

岡山県備前県民局と協働で制作した「慢性疾病を抱える子どもたちのサポートブック」

病気を抱える子どもの地域支援ネットワークを広げるため岡山市周辺の3市町で講演会を開催。学校教員等にも理解を広げるため「慢性疾病を抱える子どものサポートブック」を制作・配布。

岡山市からの委託事業

岡山市からの委託事業「岡山市小児慢性特定疾病児童等相互交流支援業務委託」

岡山市小児慢性特定疾病児童等相互交流支援業務委託として、3拠点での交流活動および長期療養経験者によるピアサポート相談、自立支援員との連携。

教育支援活動を応援いただいている「パートナー企業」

株式会社ウイッシュ様、協栄産業有限会社様、日豊工業有限会社様、有限会社町川組様、株式会社協和工業様、武田薬品工業株式会社様、武田薬品労働組合西日本支部様、スパーキーズコーヒー様、株式会社水島重機様、株式会社大恵電設様、ウェブクリエイティブ株式会社様、岡山ももたろうライオンズクラブ様、岡山城東ライオンズクラブ様、国際ソロプチミスト岡山様、岡山市連合婦人会様、藤原美容室様、プルデンシャル生命保険株式会社岡山支社様、株式会社パック・ロード様、株式会社マスカット薬局様など

1,000人を超える支援者の想いを、子どもたちに届けてきました

全国各地の支援者の想いをポケットサポートは子どもたちに届けてきました

支援者の声

小児病棟には乳幼児から高校生まで幅広い子どもたちが、様々な病気と闘いながら治療を頑張っています。入院しているからと言って、学ぶこと、遊ぶことなどの子ども時間を奪ってしまってはいけないと思います。子ども時間を尊重して、院内学級があれば入院中でも友達同士で交流することができます。

入院している子どもたちに「何が辛い?」と質問すると「ひとりが辛い」という声が多く聞こえてきます。一方で「院内学級があっていいことは何?」と質問すると「ひとりじゃないこと」と答えてくれます。入院中でも、ひとりではないことを感じられる場所が院内学級であり、子どもたちにとってはとても大切な空間だと感じています。院内学級では理科実験、調理実習もあります。病気だから、あれもこれもダメではなく、安全性を確保した上でいろんなことにチャレンジできる空間であってほしいとも思いますね。

岡山大学名誉教授の小田先生

岡山大学
名誉教授
小田 慈 先生

昭和大学大学院准教授の副島賢和先生

昭和大学大学院保健医療学研究科
准教授
副島 賢和 先生

ポケットサポートは病気を抱えた子どもたちに、先輩として自分たちの生きている姿を見せることができる存在です。子どもたちにとって「こんな風になりたい」というモデルであることが夢や希望を与えることに繋がっていると思います。そして、世の中にポケットサポートがやっていること、感じていること、考えていることを発信してほしいです。代表の三好さんのように当事者の声は大きく、それを伝えることができる大事な立ち位置を、ぜひ子どもたちの未来のために有意義に活用してくれることを期待しています。

ご支援への一歩を踏み出してください

「病気を抱える子どもが、将来に希望を持ち、自分らしく暮らせる社会」を実現するために。

私たちは支援者の皆さんと一緒に、子どもたちの未来への希望を応援したいと考えています。
ご寄付は認定NPO法人ポケットサポートの事業、【病気を抱える子どもたちの学習・復学・自立支援活動全般】に、使用させていただきます。

ご寄付を頂いた方には

お申し込み後に

寄付者の皆様には団体パンフレット、サンクスレターをお送りします

団体案内、サンクスレター、
寄付金受領証明書を郵送

2~3カ月ごと定期的に

定期的にニュースレターやイベントチラシを郵送します。

定期的にニュースレターや
イベントチラシを郵送

よくあるご質問

毎月の寄付は止めることはできますか?

いつでも、中止することができます。また、金額の変更もいつでも可能です。ご連絡をいただかない場合は、自動更新として翌月以降もお支払いいただいています。

1回だけの寄付はできますか?

はい、1回だけのご寄付も大切に使用させていただきます。ご都合の良いときに、ご自由な金額でこちらからご寄付ください。

領収書(寄付金受領証明書)はもらえますか?

はい、ご寄付いただいたすべての方に発行しています。領収証(寄付金受領証明書)は、当法人が実際に銀行口座等に領収を確認した日付の翌月末までに郵送いたします。(受領日付はお申込日ではなく、各決済代行会社からポケットサポートに入金された日付となります。)

年末のご寄付の場合は、翌年に繰り越される場合がございますので、詳しくは事務局までお問い合わせください。(お問い合わせフォームはこちら

寄付による税制優遇は受けられますか?

はい、認定NPO法人であるポケットサポートへのご寄付は、税制優遇の対象となります。個人の方だけでなく、企業からの寄付も税制優遇されますので最寄りの税務署または税理士の方にご相談ください。

個人がポケットサポートに寄付をした場合の寄付金控除

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

私たちの活動にご共感いただきつつも、迷っている方もいらっしゃると思います。そのような方は、まずは1,000円からご寄付のお申し込みをいただけますでしょうか?

ご寄付をいただいた方には、団体紹介パンフレットなど郵送でお届けしますので、もし私たちの活動が支援に値しないようでしたら、その時点で翌月以降のご寄付はストップいただいて結構です。いつでもポケットサポート事務局まで電話・メールでお知らせください。「これからも支援したい」と思っていただけたら、ぜひそのまま翌月以降もご支援いただければ幸いです。

すべての子ども・若者が、未来への希望をもって未来を思い描ける社会に向けて、あなたも一歩を踏み出してくださることを、心より楽しみにお待ち申し上げております。

※退会・休会はご自由にいただけます。メール・電話でご都合よいときにご連絡をください。退会のご連絡をいただかない限りは、毎月自動更新とさせていただいています。

ご支援・ご寄付についての問い合わせ
認定NPO法人ポケットサポート 事務局
・TEL:086-289-8528
・Web:お問い合わせフォーム