認定NPO法人ポケットサポートについて が始まってから、退院し自宅療養期間を経て、院内学級等から地元の学校へ復学しながら生活する中で、切れ目のない支援を行いたいと多岐にわたって事業を行っています。 国立岡山医療センター、津山中央病院の小児科病棟へ入院中の子どもたちには、タブレット端末を使用したオンライン支援が行われています。長期入院に伴う不安を軽減するため、経験豊富な支援員や特別支援教育を学ぶ大学生ボランティアがゲームや気軽な会話から始め、子どもたちの勉強や治療に関する悩みに耳を傾けることからスタートします。 ため、入院中や自宅療養中の子どもたちにはオンライン学習支援を行っています。学校の宿題や教科書を使って一緒に学習していきます。 当団体では、子どもが病気になり入院や治療2024年2月現在で、岡山済生会総合病院、また、長期療養による学習の遅れに対応するNPO法人格取得:2015年11月 (認定NPO法人取得:2018年) 私自身やスタッフの多くも幼少期から病気療養で長く入院していた経験があります。どこにいても、病気であっても、当たり前に学び、子どもらしく遊び、そして治療にも学習にも前向きに取り組めるように多職種連携でサポートしていく体制を作っていきます。病気を抱えていても、同じように学ぶこと、人と交流することは子どもたちの権利です。保護者や支援者の皆様からのご連絡をお待ちしています。 団体公式ホームページ、YouTubeチャンネル、メールマガジンで活動報告や各種イベント情報を情報発信中です。 個別相談では学齢期に長期療養を経験したスタッフが、子どもたちや保護者へ対応をしています。同じ経験を持つ者としての理解だけでなく、スタッフは小児慢性特定疾病児童等自立支援に関する研修も受講しています。必要があれば、同意後に教育委員会や保健所の自立支援員とも連携が可能な体制を整えています。 退院後の子どもたちやきょうだい・家族が安心して交流できるよう、地域出張型の交流会やオンラインでの交流イベントを開催しています。ボードゲーム大会や実験教室など、様々な企画で楽しむことができます。子どもたちがアクティビティを楽しむ一方で、保護者同士が情報交換や相談を行う「ほっと安心スペース」も実施しています。 他にも多職種連携を拡充するための、講演会開催や事例集の作成など幅広い事業を行っています。 4 認定NPO法人ポケットサポート 代表理事 三好 祐也 病気療養する小学生~高校生へ学習支援・交流支援・個別相談をしています。 右側のQRコードを読み取って、 団体設立のきっかけ、事業内容を まとめたビデオをぜひご覧ください。 入院中~退院後も継続的な支援体制
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